
Artist's commentary
HTNの練習ゥ…
『…何だってテメェはそう塗りに対して根性がねぇんだ?』兄貴が言う。俺は返答に窮する。兄貴と言ってもネット上で俺が勝手に兄貴と呼んでいるだけで、本人に知られたら馴れ馴れしいと思われるのは確実なのでそんな呼び方はよもやできない。第一俺と兄貴はそんなに仲良くない。MDK♂MGKに例えれば、出会ったばかりのSYKとANKくらい緊張感のある関係。『お前みたいな奴がいるから、クリリンが…!(迫真)』…そんなことはどうでもいい。絵について兄貴にイロイロ突っ込まれる。ちんぽ以外のものを突っ込まれる。デッサンの甘さ、スタイルに重心が取れていないこと、カララァ(身体)の各パーツにこだわりが足りないこと、etc…人体描写に関していろいろな事を一気にやろうとしてもなかなかできるもんじゃない。覚える事が多すぎる。おきゃむたまのしわの数くらい多くて複雑だ。トリアエズ、正中線と背骨、あと骨盤を意識しようと試みたのはここ数日。なぜなら以前兄貴に、「それでも人体に重心入れてんのかよ?もっとしっかりポーズ取れよ、オウ早くしろよ」と言われたから。シコシコと練習を数日間行う。棒立ち(勃起ではない)ポーズじゃなくて、少し上体をひねってみたり、片足を前に出してみたりすれば、躍動感のあるポーズになるのか?と考察。結果を見せたら一言。『髪の毛と瞳のこだわりが足んねぇぞオラァ!YO!!』…絵は理屈で描くもんじゃない。そんなことは分かってる。あの日ド田舎の文房具屋で初めてペン(スクールペン)と証券用インクを買ったとき以来、絵は感性で描くもの、女の子キャラを描く時は、要は可愛いと念じながら描けばいいんであって、何も細かい重心やら骨格なんて考えること自体が無意味って事くらい分かっているんだ。…でもな、でもな、残念ながら俺は天才じゃないんだ。理屈抜きで描ける能力があるんなら、俺は今頃下北沢にマンションでも借りて、若い奴2,3人雇って仕事しているんだ。ちなみにクルルァはセンチュリー。週に一度は風呂後に”ビール!ビール!”と叫び、”旨いラーメン屋の屋台”にみんなで繰り出して盛り合うのが俺の夢なんだ…生きてるだけで勝ち組だ。生きたくても生きられなかった人たちが沢山おられるんだからな…みんなの幸せを祈りなさい…おい祈れ(命令)
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