
Artist's commentary
Myourenji's Fashion Week
「皆お揃いですか?ずいぶん賑やかですね」
「ようこそ命蓮寺コレクションへ!本日最後のエントリーは寅丸、星さん。命蓮寺のご本尊だっ!」
「……え?」
「もうショウは始まってるんですよ!星だけに(小声&早口)当命蓮寺の庫裡にやってきた人妖すべてに参加資格が与えられるんです!さっき決まりました」
「あ、また急に始めたのね」
「そういうわけで、参加者全員の女子力(ぢから)を比べようってことですよ!ねぇナズーリン審査委員長!」
「もうめんどくさいから、ふすまの隙間からの脱出マジックを披露した雲山の優勝ということで……」
「ちょっと!まじめにやってよ!『こたつから一瞬でも出たくない』ってごねて参加しなかったんだから!」
「なずりん恥ずかしがり屋だもんねぇ~」
「うるさい」
「はいはい、それでは宴もたけなわ、さっそくいやらし……セクシーさやらなんやらアピールしていただきます。あ、ちなみに今日のコーディネートはどのようなイメージでしょう?」
「あ、このおしゃもじマイクだったのね……。えっと、今日のっていうかもう寝るだけだから部屋でくつろごうかと普段着で、はい」
「なるほど!気取らない普段通りの自分!そのままの、君でいて!(唐突)それではアピールタイム!あ、チャームポイントも一緒にどうぞ」
「ひゅーひゅー!」
「星さんのセクシーアピール見たいっ!」
「え、えっと!(きらーん)寅丸星です!胃薬のお世話になったことがありません!なんでもおいしく食べられます!」
「あー、ぐはっ!(炬燵に突っ伏す)優勝!ご主人様優勝ですっ!」
「ちょっとなずりん、審査早すぎっ!」
「いやもう君らとダブルスコアの差はあるし」
「言い返せない!」
ファッションショーとかファッションチェックとかそもそもミスコンなんじゃないのか等々深く考える者は一人もいないのであります。
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