
Artist's commentary
【レティさん】去り行く冬の…【強制送還?】
呼び戻しという現象がある… 季節という属性を持つ妖怪が本来いるべきではない場所に留まり続けると、属する季節が災厄となって文字通り『呼び戻し』にくる ――らしい。 すっかり春めいた頃、時ならぬ氷雪の嵐となってそれはやってきた。 レティを求め渦を巻き迫り来る、それ。「私が嵐の中心に行けば、それで解決…」そう言って苦笑いする。そして、別れを惜しむように、ゆっくりと嵐の元へ向かうレティ。何とかならないのか?と問えば「残れる方法はあるわ、でも『私自身の意思』ではどうしようもないの」と、少し瞳を伏せて答えた。「それじゃあ、また… 次の冬に逢いましょう」ふわりと羽のように地を蹴り浮かび上がる。――離れたくない! 思わず彼女に駆け寄ると、彼女の腕を掴み、高ぶりに任せて思いの丈を叫んでいた。 「嬉しい、ずっとあなたからその言葉を聞きたかった。 あなたが望んでくれたなら、私はここにいられる――」彼女の微笑とともに嵐は見る間に掻き消え、あとには春の晴天だけが広がっていた。 ◇空に舞い上がるレティさんを引き止める絵が描きたかったので描いた。 反省はしていない! 完全にイメージ先行型の絵なのでキャプション冒頭の小話は後付けの妄想です。 当然『呼び戻し』なんていう現象は公式にはありません(…ないよね?) 今回は(も?)レティさんの衣装はアレンジバージョンです(彼がプレゼントしたって事で…)。 ◇4/10追記:タグ追加、ありがとうございました!
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