
Artist's commentary
そろそろ『のうりん14(最終巻)』発売ということで…
先日、白鳥先生( @nankagun )からサイン付きでご恵贈いただき…あたたかいメッセージまでありがとうございます…!🙏
ちょっと長文を描きますね
私はクラファンもさせていただいたので、クラファン分が届いたその日に面白くて一気読み!
本当によかった…日本のこの十年を改めて振り返りたくなりました。
米不足の話題はもちろん、選挙戦・陰謀論・海外の動き…非農家の自分にもどんどんニュースが届いてくるような昨今ですね。結びにある言葉が心強い。本当に、そう願ってやみません。
先ほど、非農家であると描きましたが、そういう自分にも実はめっちゃ関わりあるな!?という話題もいっぱい。
特に「道端の草を食う」とうネタで、家庭園芸に端を発する「土」の問題にはハッとしました。道端の草を食うネタで!?
自治体のHPも見たことがありますが、私の住む自治体は家庭菜園などで使用した土を、ごみとして捨てることができません。
それを見越してか、ちょっと検索すると回収業者もヒットします。
我が家は家人が庭であれこれと混ぜて保管し再利用していますが、回収業者を利用する場合があったとして安全な業者かどうかチェックせねば…と思う次第です。
…と、そんなハッとするいろんな話題がギャグとパロと下ネタに混ざって突然投下されるのうりん。のうりんはいいぞ!
ここからは思い出話です。
わたしとのうりんの出会いは、コミカライズのネーム構成の打診からでした。私にとって初めての連載のお仕事です。アイドルにギャグにパロに下ネタ!?だ、だいじょうぶかな…とりあえず読んでみよう。そう思って一巻を読み、一気に夢中になりました。
まず、私のルーツが岐阜にあること。母方の実家は美濃で(父は八百津町です)、聞き慣れた方言があったのが嬉しかったです。
そしてこのアカウントでもたまにお話ししていますが、当時すでに私は趣味で暦を擬人化しており、「暦とはなんなのか」を調べていました。
暦とは、社会です。人の営みです。それは農業に表れました。食べるためでもあり、人をまとめるためでもあります。
年という漢字には穀物の意があるそうです。
種を蒔き、収穫する、その周期が一年です。
暦は農業のために存在したといってもいい(いいのかなあ…)。一年の周期の中の、気候の変化を知らなければ、作物はたくさん育ちませんから。
そんな人の営み・社会の、最も基本的な農業をテーマに、農業高校を舞台にした物語。作品に込められたパッションに共感し、ぜひやらせてくださいとお返事しました。
ネーム構成の他に、作画の亜桜まる先生の原稿のお手伝いも、ちょこっとやらせていただいたりしました。
自分の中でのアイドルの解像度を高めるためにAKB48の握手会に申し込んで奇跡的に当選したりもしました(ゆきりんと握手しました)。
そういう意味でも思い出深いです。
そんなわけで自分の元々の興味とお仕事が奇跡的に一致した「のうりん」。
メディアミックスのおかげもあり、コミカライズのお仕事としては珍しく、原作の白鳥さん・挿画(キャラデザ)の切符さん・作画の亜桜さんと顔合わせしてお話しできたのも嬉しかったです。
モデルの学校への取材も、みんなで行けたし!
(ちなみに白鳥先生は、拙作『こよみごのみ』の駅ポスターを梅田に掲出した際、いち早くチェックしてご報告くださたったのでした。本当に嬉しかったです!)
白鳥先生、本当にお疲れ様でした。素敵な物語とご縁を、本当にありがとうございました!
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