
Artist's commentary
トヨタ・セリカ ラリーカー ’93 1000湖ラリー
1992年のモンテカルロラリーでデビューしたのがST185型のセリカGT-FOUR グループAラリーカーです。
実績のある先代ST165のキャリーオーバーであり、言わば堅い文法でした。
しかしながら紆余曲折あってその真価を発揮できたのはその年のシーズン終盤。
翌1993年はスポンサーのバッティング問題で、マシンを仕上げた功労者のサインツが去り・・・
代わりに加入した鉄人カンクネンと完成されたセリカによって、トヨタは日本メーカーで初めてマニュファクチャラーズタイトルを獲得したのです。
今回のシーンはこの年の1000湖(フィンランド)ラリー。
・・・といえばインプレッサの鮮烈なWRCデビューイベントとしての方が有名かもしれませんが、ここで優勝したのがカンクネンのセリカ。
デビューしたてのマシンと、盤石なマシンとのコントラストが明確に表れたイベントだったともいえそうです。
そして、それはまさにセリカシリーズを通じてもそのようなタイミングだったのではないでしょうか。
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