いやだ。こんなので死にたくない。道なかばで斃れる覚悟はしている。いつ交通事故に遭って死んでもいいと思っている。〈三十の壁〉の呪いに負けて死ぬことだって、受け入れる。だけど。よりにもよってあんなやつに負かされるのはいやだ。こんな死に方だけはごめんだ。カプセルを喉に詰まらせて死ぬほうがまだマシだ。あんな下手くそにやられるのだけは、我慢ならない。
小説『死亡遊戯で飯を食う。』第2巻《ゴールデンバス》より#死亡遊戯
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